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講師としての道~新たなキャリアに向けて~

春の訪れと共に桜が花開くこの季節、

キャリアのスタートラインに立たれる

新社会人の皆さんも多いのではないでしょうか。

しかし、この新たな始まりは

新社会人だけに限った話ではありません。

 

経験豊かなベテランの方々にも、新しいキャリアの道が開かれているかもしれません。

人生という旅は、予測不可能な変化に満ちています。

 

その中で自分自身のキャリアパスを見つけ出すことは、

数多くの選択肢の中から一つを選ぶ行為と言えます。

「講師」という職業もその選択肢の内の一つです。

 

このコラムでは、これから講師を目指す皆さんへ、

講師というキャリアの魅力と道のりについてご紹介します。

 

以下は講師の年代別のキャリアの概説です。

◆30代

この時期は、講師としての道を歩み始めるにあたって、理想的なスタートラインにいます。

ビジネス経験や管理職としての経歴が豊富でなくとも、新入社員や若手社員向けの研修を通じて

講師としてのキャリアを築き始めることができます。

◆40代

講師としてのキャリアを本格化させるのに適した時期です。

見習い期間を経て、約4-5年で一人前と認められ、10年を経るとその道の習熟者と見なされます。

研修の対象も、より幅広い層にシフトしていきます。

◆50代

この年代は、講師として脂が乗る時期。経験と知識が深まり、

若手から管理職(部長クラス)まで、多岐にわたるレベルの研修を担当できるようになります。

◆60代

講師としての円熟期。

この時期には、若手社員向けの研修は減少し、主に管理職クラスを中心にした研修が中心となります。

◆70代

専門的な研修が依頼される時期。経験豊富な講師ならではの特別な研修を担当します。

◆75歳

多くの講師がこの頃に引退を考え始め、執筆活動に専念する道を選ぶことが一般的です。

講師としてのキャリアを通じて、

自分の経験と知識を共有し、他者の成長を支援することに大きなやりがいを感じることができます。

それはただ知識を伝えるだけでなく、

人々の成長を見守り、支援し、彼らの人生における重要な転機に立ち会う

ことを意味します。

講師の道は柔軟性に富んでおり、

新入社員から上級管理職まで、さまざまな層との交流が可能です。

 

また、独立して活動する道も開けています。

 

自分の強みを生かし、独自の教育プログラムを開発することも、

このキャリアが提供する大きなチャンスの一つです。

 

現在会社員として働いているあなたにとって、

講師へのキャリアチェンジは、

新たな視点から自身の将来を考える機会となります。

 

定年、再雇用、将来の年金など、今の職場での未来を考えたとき、

講師へのキャリアチェンジがどのような変化をもたらすかを想像してみてください。

このキャリアがあなたに与える変化は、単に職業の変更以上のものかもしれません。

 

講師になることで、

報酬を得ながら、学び手からの直接的な感謝や評価を受け取る喜びを味わえます。

 

どれほど多くの職業が、人々からの直接的な感謝を日常的に感じることができるでしょうか?

 

講師としてのキャリアは、

自分の経験と専門知識を活かして他者の成長に貢献できる、

非常にやりがいのある職業です。

 

自分自身の成長もまた、

この道を選ぶ大きな魅力の一つであり、経験を積むごとに、

教える技術の向上や、知識の深みを自身で実感できるでしょう。

あなたがもし講師というキャリアに興味を持ったなら、

迷わず一歩を踏み出すことが重要です。

 

 

新たなキャリアの扉を開くためには、

躊躇することなく、自らの未来を切り開く勇気が必要です。

人生は一度きり。

 

講師としてのキャリアが、

あなたに新たな挑戦の機会と、自己実現の場を提供してくれることでしょう。

 

 

今こそ、あなた自身の未来を切り拓くための大切な一歩を踏み出す時です。

 

講師というキャリアが、あなたにとって希望に満ちた新しい道となり、

輝かしい未来への扉を開く鍵となることを心から願っています。

 

このコラムが、将来に向けて悩んでいるあなたの背中を押す一助となれば幸いです。

 

  • 2024/04/01
  • 社長コラム
  • 投稿者:葛西 伸一