さて、具体的に交渉を進めていくと最後は価値を分けある段階に到達するケースが大半です。統合的にすすめ、ある程度当初よりも価値が増えたのならばあとは分け合いです。そしてここからは心理的な戦術が少なからずものを言います。ただし、過剰に誤った戦術を多用すると信頼関係を失いかねませんのでご注意ください。
①コミュニケーション戦術
②論理戦術
③心理戦術
交渉の際に使用する戦術を大別すると上記の3つです。
① は統合型交渉寄りの戦術であり、③へ近づくほど分配型交渉よりの戦術となります。できることなら、①②の段階でうまくまとめたいものですね。
それでは、具体的にそれぞれの戦術がどのようなものかを次に見ていきましょう。