傾聴:交渉になると、互いの考え方や立場の主張が目立ちます。しかし、もっとも注意すべき点は、相手の話を傾聴することなのです。この傾聴には交渉を進めるにあたり、様々なメリットをもたらします。
承認:この承認は相手の主張を認める。ということではありません。
相手の主張や、考え方に理解を示すということで相手との信頼関係を構築していくという点がポイントです。「あなたはそう考えているのですね」「それがあなたの置かれている状況なのですね」という交渉相手への承認メッセージは、信頼関係を構築し、よりより結果へと進んでいくでしょう。
質問:交渉においてとても重要なスキルです。オープンクエスチョン(拡大質問)やクローズドクエスチョン(限定質問)を駆使して互いの潜在領域に埋もれている本質的な問題をあきらかにします。
また仮定質問などは、「もし、この条件をだしたら、あなたはどうしますか?」という具体に相手の考えを深く探る意味でも非常に有用な質問技法です。