
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社
HRマネージャー
島田 由香 様
Q1. HRマネージャーとして、島田さんの新入社員育成に対する想いをお聴かせください。
◆無限の広がりの中にもルールがある
新入社員は、たいへん貴重な人材、かつ、選ばれた人々です。企業側は、彼らがその自信を持ちつつも企業側が認めた能力をきちんと発揮できるような、また、その能力を伸ばし最大化するような体制を作っていかなければならないと思います。
また、新入社員自身も「さらに学ぼう。」「もっと得よう。」という気持ちを忘れないで、のびのび育ってほしいと思います。新入社員時のフレッシュさはエナジーそのもの、いかようにも成長できます。無限に広がっていってほしいと思います。しかし、その無限の広がりの中にもルールがあり、最低限のビジネスマナーが非常に大切になってきます。あって当たり前、ないと非常にマイナスです。そのルールがわかっているとうまく広げられる、ルールを知らないと広げるどころかチャンスを失うこともある、そういうきちんとしたルールがあるということを教える義務が企業側にあり、その入口に新入社員研修はあると思います。
◆ルールとロジックを理解して、かわいがられてほしい
新入社員には損をしてほしくない、“かわいがられてほしい“と思っています。周囲からかわいがられることで、仕事で得られるものや仕事の結果が全く異なったものになりますし、得られるチャンスの多さも違ってきます。ですから、思いっきりかわいがられ上手になってほしいと思っています。あえて子供の成長に例えると、わからないことは周囲が叱って教えたり、時には自らの失敗で痛い思いをしながら、社会で生きていくルールとはこういうことだと自ら学ぶことに似ていると思います。
入社してしばらくするとビジネスに関してより現実的になってくる必要がでてきます。コストは抑えられるのか?どれだけ売り上げを上げられるのか?場合によっては、時間と共にいいアイデアがしぼんでいってしまうこともあります。しかし、新人のパッションはエナジーそのものです。そのパッションを是非ともずっと持ち続けて、常にフレッシュな視点で何事にも取り組んでいって欲しい。困難に感じることがあっても、このパッションと(仕事や職場の人間関係などの)ルールの理解があれば、周囲が必ずサポートをしてくれます。若いうちから責任のある業務を任せるユニリーバでは、この2つ(パッションとルールの理解)があれば特にチャレンジングでおもしろいことがたくさんやれるんです。
Q2. 将来、どのようなビジネスパーソンになってほしいと思っていますか?
◆魅力的な会社だからこそ、幅広く将来像を描いてほしい
まず、人として幸せな社会人になってほしいと思っています。人生を幸せに過ごせるかどうか-生きているうえでこれはとても重要だと思っています。自分は何のために生きてきたのか、自分はなぜここにいるのか、生まれてきた使命は何なのかを考えてほしい。
人はそれぞれ意味があって生まれてきて、仕事は幸せになっていくツールのひとつだと私は考えています。従ってどんな仕事のスタイルであっても、それでその人が幸せならそれでいいと思います。あとは、健康を大事にすること。健康を大事にする幸せなビジネスパーソンになってほしいと思います。健康がベースにあることで人は思い切り笑えますから。その上で、どんなビジネスパーソンになりたいか思い描いていければよいと思います。自分が幸せになれるのはどんな時なのかが分かっているとどんな場面でも強いと思います。自分なりの幸せなビジネスパーソン像を描いて、是非そうなってほしいと思っています。
ユニリーバは研究開発、マーケティング、営業などの業務そのものだけでなく、CSR活動なども魅力的ですし、私自身、働いていて本当に良い会社だなと思うことがたくさんあります。自然体で仕事ができていると思いますし、とても幸せです。
Q3. メンター・クラフト社へ新入社員研修を委託した理由を差し支えない範囲でお聴かせください。
◆自分にかかっているコストを理解できるコンテンツ
ビジネスマナー研修を何とか改善したいと思っていた時、自分のもつ人脈やネットワークを使って情報収集をし、何社かに声をかけました。こちらの考えているやりたいことが可能か、どんな考えでプロポーザルをもってくるかも重要でしたが、さらにはその上でベストなものを一緒に考えていけるパートナーを探していました。
メンター・クラフト社へ新入社員研修を委託した理由は、新入社員研修に含まれているコンテンツの充実度です。マナーの基本部分は当然ある上で、さらに「自分にかかっているコスト」を身にしみて感じられる点ですね。見えないところで自分に対して会社がどれだけお金をかけているか、そのコストを自分で稼ぐためには「“LUX”を何本売らなければならないか」、という感覚は学生にはありませんから。最初の提案にそういった内容が含まれていた時点で「これだ!」と思いました。
Q4. 実際に導入してみて、メンター・クラフト社の新入社員研修はいかがでしたか?
研修後、「新入社員一人にかかる会社の負担コストの話は衝撃的だった」というコメントをいくつか耳にしました。新入社員にとってはとてもインパクトがあったようで、そういう意味で成功だと思います。
コンテンツのみならず、こちらがこういうものを求めていると出した信念や信条に対して、返ってきた内容、例えば、厳しさであったり、最初が重要だ、という考えであったり、そういった内容のきめ細かく高い質で対応してくださった点に非常に満足しています。
Q5. 今後、メンター・クラフト社にどんなことを期待されますか?
来年の研修に向け、今から時間をかけて準備していきたいと思っています。講師側の視点で、気になる点があれば、どんどん遠慮なく言ってほしいですね。
既にお話したように、ベストなものを一緒に考えていけるパートナーとして、来年もよりよい研修を実現したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【取材編集 メンター・クラフト研修事務局】
島田様 ありがとうございました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
【弊社代表(葛西)後記】
HRの皆様の想いをいかに実現できるか、どれだけ新入社員へ伝えられるかが我々の使命だと考えています。私たち第三者が伝える効果もあると思います。そのためには、私たちメンター・クラフトがHRの皆様の想いや考えを最初に理解する必要があります。その点では、最初の段階でHRの皆様から率直なお話を色々とお聴かせいただいたことが成功の鍵だったと考えています。今後もブラッシュアップしてさらに“ユニリーバライズ”された研修を実施していくことを目指したいと思います。
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