Mentor Craft

真剣に会社で仕事に取り組んでいる人ならば
一度は考えたことがあるだろうこの問い。
ビジネスシーンにおいて、この問いに関しては、
無数の回答が存在しているのだと思う。
私たちが仕事における何らかの解を導きだそうと
思う時、この問いは非常に有効である。
しかし、その回答はさまざまな切り口があり、
多岐にわたる答えが用意されている。
例えば、経営コンサルタントのピータードラッカー氏は、

企業とは「顧客が価値を決めるもの」

という表現を使っている。
私はこう表現する。

企業とは「社会から認められる価値を生み出し、
その価値を共有できる人で構成されている集団である」

顧客は頑張った企業に価値を感じるのではない。
顧客は価値を出せる企業に価値を感じる。
というシビアな実状がある。
これを一個人の職場、仕事レベルまで落とし込むとすれば、
当然ながら、価値を出せる、あるいは価値を出す支援ができる人になる。
別の言い方をすれば、

「一生懸命がんばった人ではなく、
一生懸命頑張り方を考えた人に勝機が訪れる」

といえるだろう。
ゴリラ、クマ、ライオン、ワニ・・・人間よりも力の強い動物が
地球上にいるのに、実質人間が地球上を支配している唯一無二の
理由は、「知恵があるから」である。
知恵ほど最強の武器はないということか。
ならば、同じ1日を仕事で過ごすなら、「量」ではなく「量×質」
知恵を絞り、実行することが肝要なのだと思う。
ちなみに、質を出すことが苦手な人は、「量は質に変わる」
ということを信じて量を稼ぐしかないのかもしれないが・・・

いずれにしても、自分で書きながら、
「いうのは簡単だが、実行は難しい・・・」と感じている(笑)。